◆99年 9月(NO.47) |
ペット病 |
子供の頃に生き物を飼うことは情操教育の為にも良いことだと思います。マンション等では小動物は無理かも知れませんが、熱帯魚や小さいカメなど工夫すれば飼えるものは数多くあります。一時期、子育て遊戯『たまごっち』が大流行しましたが、おもちゃと動物は違います。愛情を持って育てないと死んでしまいます。思いやりやいたわり、生命の大切さ、死の悲しみなど大事なことをペットを飼うことによって学ことが出来ます。 ペットを飼うときに注意することは、病気の確認をすることです。ペット屋さんで購入する際は問題ないと思いますが、子犬を拾ったり外から飛んできた小鳥を飼う場合は、一度獣医さんに見せたほうが安心です。とくに小鳥(インコ・オームなど)は、高熱から肺炎などを引き起こす病原体(クラジミア)を持っていることもあります。 口移しで餌を与えない、布団の上で遊ばせないなどの注意が必要です。小鳥が風邪症状で死んだ場合は、オーム病に感染している可能性があります。死骸にはふれず鳥かごは熱湯で消毒してください。子犬などの小動物は、必要な予防接種は必ず受けさせてください。室内で小動物を飼うときは、子供さんのアレルギー体質がはっきりする2歳くらいからが望まれます。ペットはいつも清潔に、そして手洗いの習慣をつけて楽しくペットと触れ合ってください。 |
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予防接種Q&A(BCGワクチンの接種) |
最近、結核の集団接種のニュースが目につきます。結核は過去の病気ではなく、抵抗力の弱い乳幼児やお年寄りにとっては特に油断できない病気です。 ワクチン接種の時期は
■小学1年生 ■中学1年生 ワクチン接種はツ反検査の陰性の日とに行われますが、ワクチンの効果が現れるのは2〜3ケ月後です。久留米は年に1回の集団接種で行われますので、受け忘れのないようにしてください。受けれなかった場合にはご相談ください。 |