高良大社で初詣
◆01年 1月(NO.63)
 高良大社は久留米の東部、高良山の裾野に鎮座します。高良大社の歴史は古く、社伝によれば高良玉垂宮の創建は、履中天皇元年(400年)とされています。古くから筑後の一宮として、時の領主や朝廷から崇敬を受け、寛平9年(1897年)に正一位を授けられたとあります。現在の本殿、弊殿、拝殿は、久留米藩主有馬頼利(三代)の建立で、いずれも重要文化財です。ふだんあまり神仏とは縁のない人でも、初詣ばかりは別のようです。神様もたくさんの人達がお参りに来て大変でしょうが、きっとみんなの願いは届くと思います。年の初めの初詣、こども達に明るい一年のスタートでありますように!

 それから、余り知られてませんが高良山には天然記念物のモウソウキンメイチク林が有ります。また最近ニュースなどで有名な高良山南側の杉谷地区の沢にはツリフネソウなどの珍しい植物の群生地も有るのですが、ここは久留米市のゴミ処分場になるとのことで今のうちに見ておかないと見れなくなるかもしれません。
久留米市